ヴィッセル神戸のブラジル人、DFマテウス・トゥーレル(23)が25日、キャンプ地の沖縄からオンラインで取材に応じ、2年目に懸ける思いを語った。

「今のところ順調に過ごせている。戦術面や個人的なコンディションも上がってきていて、ピッチ内外で仲間と親密な関係が築けていると思う」

186センチのセンターバックは昨年7月、ブラジルの名門フラメンゴから期限付き移籍で神戸入り。故障がありながら7試合の出場や性格面も評価され、今季から完全移籍となった。

「昨季でクラブも街も大好きになり、神戸でプレーしたいと思っていた。ここで成功できるように実績を残したい」という助っ人は、今季に向けて「神戸が本来あるべき場所(順位)にいけるようにしたい。仲間とタイトルを取りたい」と目標を掲げる。昨季は残留争いに巻き込まれ、最後は13位に浮上できたものの不本意なシーズンだった。

背番号は昨季の15から今季は3に変更。フラメンゴの下部組織時代から愛着のある番号で「クラブから提案され、うれしかった」という23歳は、真価が問われる1年に挑む。