浦和レッズが、開幕からここまで2勝2分けと唯一無敗だったアルビレックス新潟に逆転勝ちし、リーグ3連勝を飾った。

前半10分に先制を許すも、同35分にDF酒井宏樹(32)の今季初ゴールで同点。そして、前半ロスタイム。右コーナーキックの流れからのこぼれ球に、DF明本考浩(25)が跳び上って左足でボレーシュート。「こぼれてくるのは分かっていた。うまく合わせられた」強烈な今季初ゴールがネットを揺らし、これが決勝点となった。

高い身体能力を生かしてのシュートに「親に感謝したい」と笑顔。「この試合で勝つことを常に意識して1週間準備してきました。ホームでできる有利さを生かせたなと思います」。浦和の聖地、駒場スタジアムでの勝利を喜んだ。

この日は守備でも貢献した、両サイドバックがともにゴールを決めた。

「宏樹くん(酒井)とも話していたんですけど「サイドバックがゴールを決められるチームは強くなる」と。シーズンの始めに2人が決められたことはすごく良かったですが、チームで勝てたことが良かった」

開幕連敗スタートとなったが、その後3連勝。「強い浦和レッズを見せていきたい」と力強く誓った。

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