J1川崎フロンターレが川崎市多摩区の生田浄水場用地に新設した複合型のスポーツ施設「アンカーフロンタウン生田」が20日、報道陣に公開された。約4万8000平方メートルの敷地に人工芝のピッチ2面やクラブハウス、体育館やテニスコートのほか、保育施設なども併設。下部組織の練習拠点となり、4月からは一般利用もできる。

総事業費は約33億円。同市と2041年までの20年間の借地契約を結んだ川崎が管理運用する。スポーツ整形・リハビリ施設も入り、災害時の一時避難場所にもなる。バスケットボール男子Bリーグの川崎Fのアカデミーも体育館を利用し、他競技や地域との連携、市民が気軽にスポーツに触れられる場を目指す。(共同)