今季限りで引退したJ3岐阜の元日本代表MF柏木陽介(35)が5日、岐阜市内で記者会見し、2005年からのプロ生活を「サッカー人生、幸せだった。やっと走るのを終えられると思うとほっとしている」と笑顔で振り返った。

昨年10月に右アキレス腱(けん)を断裂するなどけがが増え「去って行くタイミングだと感じた」と決断につながったという。岐阜にはJ1浦和時代の21年に規律違反で処分されたことで移籍。その後はチームの技術力向上に貢献し「昇格できなかったのは非常に悔しいが、来られて心から良かった」と感謝した。

兵庫県出身。正確なキックを持ち味に広島で06年にトップチームに昇格し、浦和ではアジア・チャンピオンズリーグなどの優勝に貢献。今季はリーグ戦24試合に出場した。

今後は役職未定ながらクラブに残る。「10年、15年後にJ1でしっかりと戦えるチームにしていく」と青写真を描いた。