Jリーグは10日、サポーター衝突騒動を起こした浦和、G大阪、2選手が酒気帯び運転などで摘発された鹿島の計3クラブに対して制裁を決定し、通知した。5月17日の浦和-G大阪戦で起きたサポーター衝突では、試合運営したホームの浦和がけん責(始末書提出)に加え、過去最高額となる制裁金2000万円の処分を受けた。これまでは1000万円が制裁金の最高額だった。

 アウェーのG大阪に対してもけん責と制裁金1000万円の処分となった。アウェーのクラブが制裁金処分を受けたのは初めて。また鹿島はけん責と制裁金300万円の処分となった。厳しい処分を行ったJリーグ鬼武健二チェアマンは「2度と起こらないような指導と監督をしていかないといけない」と口にしていた。