<ナビスコ杯:大分2-0清水>◇決勝◇1日◇東京・国立競技場◇4万4723人

 大分トリニータが2-0で清水エスパルスを下し、初優勝した。大分は1994年のクラブ創設以来、初の栄冠を獲得。九州にホームタウンを置くクラブとしても初めてのビッグタイトルとなった。優勝賞金は1億円。

 大分は後半23分に高松大樹のヘディングで先制点を奪い、その後は持ち味の堅守で清水の反撃を封じ、終了間際に逆襲からウェズレイが追加点を挙げた。

 最優秀選手には高松が選ばれた。

 会場の国立競技場は、関東以外のクラブ同士の対戦にもかかわらず、クラブカラーの青とオレンジ色のユニホーム姿のサポーターでほぼ満員に埋まり、大声援に包まれた。