日本サッカー協会の犬飼基昭会長がJリーグのナビスコ杯を原則23歳以下の大会とする私案を示したことを発端に、現行維持のJリーグとの立場の相違が浮き彫りとなっている問題で、Jリーグの鬼武健二チェアマンは「こちらの話がどう伝わっているかも分からないから」と発言を控え、ドーハに滞在中の犬飼会長が帰国後に、話し合う方針を示した。

 鬼武チェアマンは18日の理事会後、犬飼会長の私案を「JリーグのことはJリーグで決める」と否定。これに対し、犬飼会長は「Jは協会傘下の1組織。頭が混乱しているとしか思えない」と応じていた。