成績不振により進退問題が浮上していた大分のシャムスカ監督(43)が14日、解任されることが正式に決まった。後任には広島でコーチを務めたことがあるオーストリア人のランコ・ポポビッチ氏(42)が就任する。

 4季ぶりの最下位と低迷する大分は4日の千葉戦の敗戦後、原靖強化部長が監督の解任を示唆した。いったんは結論が先送りされたが、去就が懸かっていた12日の磐田戦に1-3で敗れてリーグ戦14連敗を喫し、更迭が決まった。今季は1勝1分け15敗の勝ち点4。

 シャムスカ監督はブラジル出身で2005年9月から指揮を執り、昨季はナビスコ杯を初制覇し、リーグ戦でも過去最高の4位に導いた。