<練習試合:名古屋1-0清水>◇8日◇アウスタ

 名古屋が清水と練習試合を行い、新加入の大物2人が新天地での実戦デビューを飾った。

 MFイゴル・ブルザノビッチ(23)はトップ下でプレー。MF三都主アレサンドロ(32)は左サイドバックからスタートし、左サイドハーフなど幅広い役割をこなした。

 これまで名古屋の基本布陣は4-4-2だったが、新戦力テストの意味合いもあり4-2-3-1を採用した。本来、右サイドハーフのMF小川佳純(24)が中盤の底に回るなど、新たな一面を披露した。

 ドラガン・ストイコビッチ監督(44)は新戦力2人のプレーぶりに満足げで、複数のポジションを試した三都主を例に出し「選択肢が増えた」とチームの底上げへの手ごたえを口にした。