Jリーグの鬼武健二チェアマンは18日、2016年からクラブの下部組織などで自前で育成した選手を最低3人登録することを義務付ける方針を示した。同日の理事会で報告された。

 若手選手の試合出場機会増加を目指す改革プロジェクトの一環。J1では山形以外のクラブが既に3人以上、自前で育てた選手を登録しているが、J2は半数にとどまっているという。何年以上、下部組織に所属したか、といった「自前」の定義は今後、詰めていく。

 また、プロ契約選手の登録枠を段階的に削減する案は、各クラブの意見がまとまらずに結論は先送りされ、継続審議されることになった。