Jリーグの鬼武健二チェアマンは4日、ナビスコ杯決勝(3日)で敗れた川崎Fの選手が表彰直後にメダルを外すなど態度が悪かった問題で、クラブに対して制裁を検討していることを明らかにした。10日のJ1実行委員会で討議される。

 選手の中には、表彰式の最中にガムをかむ者もいた。鬼武チェアマンは「世間に悪い印象を与え、リーグとしても恥ずかしい。(処分するかどうか)実行委員会で提案しようと思う」と語った。

 川崎Fの武田信平社長はこの日、鬼武チェアマンを訪ねて謝罪し、今後、大会の冠スポンサーのヤマザキナビスコにも謝罪に行く意向を示した。