名古屋が、今季限りで浦和を退団する日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)の獲得を目指し、正式にオファーを出したことが8日、分かった。クラブ関係者が明らかにした。闘莉王には欧州など海外のクラブも獲得に興味を示している。

 ブラジル出身の闘莉王は16歳で千葉・渋谷教育幕張高に留学生として来日。2001年に広島に入団、03年に日本国籍を取得した。J2水戸を経て04年に浦和に移籍し、リーグ優勝、アジアCL制覇に貢献。06年に日本代表に初招集され、センターバックとしてチームを支えてきた。(共同)