4季ぶりにJ2鳥栖を指揮することになった松本育夫新監督(68)と尹晶煥新ヘッドコーチ(36)が8日、佐賀県鳥栖市で記者会見し「またかと言われるかもしれないが、尹コーチと一緒にJ1昇格を狙う」と話した。68歳は現時点でJリーグ監督の史上最高齢。

 松本氏は2004年から06年まで鳥栖を率い、その後はゼネラルマネジャー(GM)を務めた。チームは尹コーチを退任する岸野靖之監督の後任候補としたが、Jリーグの監督を務めるために必要な公認S級ライセンスを持っていないため、松本氏が暫定的に監督職に就いた。尹コーチが取得次第、監督に昇格する予定。松本氏に代わるGM職は置かない。