浦和のフィンケ監督(62)が14日のナビスコ杯で対戦する神戸を警戒した。対戦相手の神戸は、今季1勝1分け4敗で勝ち点4にとどまっているが、「リーグはここまで不調だが、彼らは勝利に飢えている」と印象を語った。昨年8月29日のアウェー戦では2-3で敗れているだけに、「ナビスコ杯に全力を尽くす」と力強く話した。

 FW田中、DF平川、10日の新潟戦で負傷交代したMF宇賀神は、18日の川崎F戦(埼玉)に万全を期すため、今回の遠征には帯同しない。それでも開幕から1カ月を経過し「チームとして、ボールを中心にポジションをとる動きが良くなった戦術的に改善されている」とフィンケ監督は手応えを感じている。