サッカーのJ1新潟に所属するW杯南アフリカ大会日本代表FW矢野貴章(26)が26日、ドイツ1部リーグのフライブルクと移籍交渉のため、成田空港を出発した。メディカルチェックを受け、交渉がまとまれば正式契約をする。

 矢野は完全移籍のオファーを受け「率直にうれしかった。一昨日(24日)の夜に聞いた」と説明。初めての海外挑戦に向け「次のW杯を目指したとき、もっと厳しい環境でやらないといけないと感じて決断した」と打ち明けた。

 ドイツ1部リーグは長谷部誠(ウォルフスブルク)内田篤人(シャルケ)香川真司(ドルトムント)が在籍する。矢野は「心強いし、負けていられない」とライバル心をのぞかせた。