リーグ戦上位進出を狙う横浜の木村和司監督(52)が26日、次節新潟戦で主力選手を先発落ちやベンチ外にする“荒療治”に着手することを明かした。チームは8月に入って4勝1敗と好結果を残しているが満足感は得ていない。この日の全体練習後、「頑張っている選手はどんどん使っちゃる。頑張っていない選手は外れてもらう。(先発メンバーを)いろいろ変えていかなければならない」と話した。

 同監督は日ごろから「試合に出たいなら、どんどんアピールしてくればいい。そこを恥ずかしがっているような選手はダメだ」と奮起を促してきた。新潟戦は上位追走のために是が非でも勝ち点3が欲しい試合。同監督は「2、3点入れて勝ちたい」という。“競争”を勝ち抜いた選手で必勝を期すつもりだ。