名古屋の日本代表DF田中マルクス闘莉王(29)が21日、一風変わった能力を身に着けたと明かした。愛知・豊田市内での練習は、どんよりとした天候で時折、小雨が降る中で行われた。

 故障を抱える右ひざ靱帯(じんたい)の状態を気遣いながらメニューをこなした闘莉王は、ひざの状態について聞かれると「靱帯(じんたい)は雨が降るような(ジメジメした)天気だと痛いね。オレ、昨日の夜から(ひざの痛みで)今日雨が降るって分かったもん」と妙な能力をアピール。

 “闘莉王予報”は当たったものの、ひざの痛みはまだ改善されない。闘莉王にとっても、チームにとっても歓迎できる「能力」とはいえないようだ。