浦和が20日、さいたま市内の練習グラウンドで始動した。ゼリコ・ペトロビッチ新監督(45)の指導のもと、約1時間半の初練習をこなした。ゴールやコーン、かごなどを使ったトレーニングは、選手からも好評だった。ランニングで先頭に立ったMF鈴木啓太(29)は「いい雰囲気でできた。ヨーロッパの監督にしては珍しく、楽しんでできた。ここ数年、タイトルから遠ざかっているので、目標をしっかり持って戦いたい」と、気を引き締めていた。ペトロビッチ監督は「練習初日を迎えられてうれしい。監督として1番やりたいことは、フィールドで選手とトレーニングをすること。笑いながらも、内容は負荷の高い練習ができた」と、満足げに話した。