日本サッカー協会の大仁邦弥会長(68)が30日、アジア・サッカー連盟(AFC)理事会とAFCアワードが行われていたクアラルンプールから帰国した。

 現在、会長の移動時の取材の自粛を求めている同協会も「特例」で取材を許可。同アワードで女子の最優秀代表チームになでしこジャパンが選出されるなど、9個の賞を日本が獲得しただけに「日本ばかりが賞を取った、と周囲に言われました」と笑顔を浮かべた。

 また、同理事会では来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメント1回戦が今季までの一発勝負ではなくホーム&アウェー制に変更されることが決定。15年以降のACLの日程を秋に開幕して春に閉幕する「秋春制」に移行する案については「今回は話は出なかった」と明かした。