サッカーの競技規則の改定を協議する国際サッカー評議会(IFAB)が来月の会議でオフサイドのルール解釈の変更を検討すると4日、AP通信が伝えた。

 焦点になっているのは競技規則で「オフサイドの位置にいることで利益を得る」という条文の解釈。国際サッカー連盟(FIFA)審判委員会の提案は、たとえオフサイドの位置にいても、相手選手からのバックパスなどを受けた場合は反則にならないと明確化するよう求めた。

 ロイター通信によると、相手チームの決定的な得点機会を反則で防いだ選手への罰則軽減や、すでに欧州サッカー連盟(UEFA)が導入しているゴール脇に追加審判員を置く制度についても協議する。