日本サッカー協会の大仁邦弥会長は8日、Jリーグが現行の春秋制から欧州で主流の秋春制にシーズン移行を検討していることについて「Jリーグでも変えた方がメリットは大きいとの結論が出ている。

 雪国のピッチの問題が一番大きいが、(1、2月に)中断期間を入れてできるのでは」と、楽観的な見通しを示した。

 欧州では逆に、欧州クラブ協会会長を務めるBミュンヘン(ドイツ)のルンメニゲ社長が春秋制の導入を提言。国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)も検討していると伝えられたが、大仁会長は「欧州の総意ということではないようだ。スペインなどの意見は入っていない」と述べた。