サッカーくじを運営する日本スポーツ振興センター(JSC)は18日、海外リーグを対象にしたくじを11月23日から販売すると発表した。

 Jリーグのシーズンオフを埋める形で来年2月まで販売され、サッカーくじの販売は通年化する。

 サッカーくじは国内のJ1、J2の試合が対象だったが、海外の試合にも拡大できるようにする改正スポーツ振興投票法が18日に施行された。

 対象はイングランドのプレミアリーグと下部リーグ、イングランド協会(FA)カップ、ドイツ1部リーグで、ビッグなど予想が不要な「非予想系くじ」で実施される。2013年度の販売は10回程度を予定している。

 JSCは約190億円の売り上げを見込んでおり、収益は20年東京五輪に向けた国立競技場の改築費に充てることが検討されている。