名古屋西野朗監督(59)が29日、FWケネディ(32)とMFレアンドロ・ドミンゲス(31)の主力2人をケガで欠いて30日の川崎F戦(瑞穂陸)に臨むことを「一難去ってまた一難」と嘆いた。

 16日のG大阪戦(万博)で8試合ぶりに勝利し、20日の天皇杯J2京都戦(瑞穂陸)も4-0で快勝し、チーム状況は上向いた。

 しかし、引き分けた23日の柏戦(豊田ス)でMFレアンドロ・ドミンゲスが古傷の右膝を打撲。FWケネディは28日に行われた紅白戦でスライディングをした時に左腹斜筋を痛めた。ともに全治は1週間と軽症だが、30日の川崎F戦(瑞穂陸)は欠場する。

 西野監督は川崎F戦について「(2人の欠場で)システムはまだ考えていない」と話し、「意地でもショートボールをつないでくるチーム。選手が技術的に高いので保持されることはある程度覚悟している」と警戒していた。