<J1:川崎F3-0神戸>◇第8節◇24日◇等々力

 日本代表のMF中村憲剛があご骨折から復帰後初スタメンとなった川崎Fは、前半6分、FWレナチーニョのPKで先制した。神戸は初スタメンの17歳FW小川や、古巣対決となったFW都倉らが前線で仕掛けチャンスをつくる。22分にはペナルティーエリアわずか外でFKを得るも、FWポポのシュートは壁に当たりゴールには結びつかなかった。

 後半開始から、神戸はFW都倉に代えて日本代表FW大久保を投入。鼻骨骨折のためフェースガードを着けてのプレーとなった。しかし後半4分、川崎Fが2点目を奪った。FW鄭からのパスを受けたFW黒津が倒れ込みながらも左足で決めた。33分にはペナルティーエリア内で神戸DF河本が、抜け出した鄭の足を後ろから引っかけ一発退場。PKは鄭が決め3点目。試合を決めた。中村は後半ロスタイムに交代しフル出場とはならなかった。