<J1:山形3-1仙台>◇第13節◇17日◇NDスタ

 J1で初めての「みちのくダービー」は、ホーム山形のゴールで幕を開けた。前半3分、MF増田のパスを、MF秋葉勝(26)がゴール正面、約40メートルからロングシュートを決めた。チームのファーストシュートで先制点を奪った。仙台も決定機を逃さない。13分、MF梁勇基(28)が、約30メートルの左FKを直接決め、同点に。その後、一進一退の展開のまま、前半を終了した。

 後半開始は、仙台が主導権を握る。だが次第に山形が中盤を支配し始め、攻撃の形を作った。すると14分、FW田代有三(27)が、MF増田からの左パスを、ペナルティーエリア内でキッチリ決めて勝ち越し。さらに23分にも田代がこの日2得点目を決めて、勝負を決めた。J1初のみちのくダービーは、山形が制した。