G大阪は10日、大阪・吹田市の万博練習場で1時間の練習を行った。11日のホームACL天津泰達(中国)戦に勝てば、E組首位として4年連続の決勝トーナメント進出が決定。引き分けるか負ければ、1次リーグ敗退の可能性がある大一番だ。

 練習後は、試合会場の万博競技場で公式会見。3年ぶりのアジア王者を目指す西野朗監督(56)は「これまで2年連続してラウンド16(決勝トーナメント1回戦)で敗退している。今年はそこをクリアするために戦ってきている。選手は必ずハードワークでファイトして戦ってくれる」と言葉に力を込めた。

 一方、すでに1次リーグ突破を決めている天津泰達のアリー・ハン監督(62)は「引き分けでも1位がとれる我々が有利だと思っている。ガンバには勝たないといけないプレッシャーがある」と余裕を見せた。