G大阪は6日、次節大宮戦(10日、アウェー)に向け、大阪・万博練習場で練習を再開した。大黒柱のMF遠藤保仁(31)に加え、MF佐々木、明神、DF高木ら大勢の主力選手が全体練習に加わらずに室内などで別メニュー調整。夏場の連戦で故障者が続出し、徐々に疲労もたまりつつある。

 アジア・チャンピオンズリーグの影響もあり、他クラブと比較しても過密日程になっており、西野監督は「特にガンバには厳しい日程になっている。違うスタイルのサッカーはやりたくないけれど、バックアップ(控え選手)も含めて戦いを考えないといけない」と慎重に話した。

 大宮戦後は中2日で、13日にホーム神戸戦、16日にアウェー甲府戦と過酷な連戦が続く。

 他クラブより2試合消化が少ないG大阪は現在、首位柏と勝ち点5差の暫定6位。総力戦で夏場の連戦を乗り切った先に、首位が見えてくる。