<ナビスコ杯>◇準決勝◇9日◇瑞穂陸ほか

 鹿島が名古屋を、浦和はG大阪を、それぞれ2-1で破り、29日の決勝(国立)進出を決めた。鹿島は5年ぶり、浦和は7年ぶりの決勝進出。

 鹿島は前半10分、FW大迫勇也(21)のゴールで先制。後半35分に名古屋DF田中マルク闘莉王(30)に同点ゴールを許したが、延長後半2分、MF柴崎岳(19)が右足で決め逃げ切った。決勝では、大会史上単独最多となる9年ぶり4度目の優勝をかける。

 浦和は前半21分、MF梅崎司(24)が先制ゴール。同38分にもFWエスクデロ・セルヒオ(23)がゴール。G大阪の反撃を、後半ロスタイムの1点に抑え勝った。決勝では8年ぶり2度目の優勝を狙う。

 両クラブによる決勝は過去2度あり、02年は鹿島が1-0で、03年は浦和が4-0で勝っている。