<ナビスコ杯:浦和2-1G大阪>◇準決勝◇9日◇埼玉

 リーグ15位の浦和が、首位のG大阪を破った。前半21分、FWエスクデロ・セルヒオ(23)の右足シュートを相手GKがはじき、こぼれ球にMF梅崎司(24)がつめた。さらに同38分、梅崎の右足シュートがエスクデロの腹部に当たってシュートコースが変わり、そのままゴールへ。シュート数はG大阪の倍にあたる18本を放ち、終始試合のペースを握った。ペトロビッチ監督(45)は「1番の収穫は、前線の選手にボールが収まっていること。デスポトビッチとセルヒオの2人のキープ率が高い。それで梅崎など2列目の選手が動けて、多彩な攻撃につながっている」と振り返った。