<J1:大宮2-3名古屋>◇第30節◇22日◇NACK

 大宮は後半に勢いを得たが、勝利を逃した。「後半も粘り強く戦うこと」という鈴木淳監督(50)の指示通りにプレー。連続ゴールで後半に1度は2-1としたが、その後2失点。特に後半39分に相手FWケネディに献上したPKが痛恨だった。

 エリア内で競り合ったDF深谷友基(29)がケネディを倒したとの判定。確かに微妙なジャッジだったが、DF陣は前半からケネディに手を焼き、きわどいプレーが続いていた。猛抗議したU-22(22歳以下)日本代表MF東慶悟(21)が警告を受けるなど、後味の悪さが残った。