<J1:G大阪1-0鹿島>◇第31節◇3日◇万博

 ナビスコ杯覇者の鹿島が、アウェーでG大阪に惜敗した。前半は優勢に試合を進めたが、攻撃陣がゴールを奪うことができず、後半12分にカウンター攻撃から一瞬のスキを突かれて決勝点を奪われてしまった。後半20分から途中出場したMF小笠原満男(32)は「チャンスはあったけど、ゴールを奪える可能性を感じるチャンスをもっとつくりたい。チャンスの質を上げる必要がある」と悔しそうな表情を浮かべ、オリベイラ監督(60)は「前半は多くのチャンスをつくったので、そこで決めていればというところだが、それを決められなかったのは残念」と振り返っていた。