<J1:新潟2-2G大阪>◇第32節◇19日◇東北電ス

 新潟が「勝ち試合」を逃した。前半はG大阪をシュート2本に封じ込め、ロスタイムにはMF三門雄大(24)の強烈なミドルが、相手GKのミスを誘って先制した。後半25分にもFWブルーノ・ロペス(25)が頭で加点し2-0とした。

 ホームの大声援の後押しを受け、終盤まで優位に試合を進めながら、残り13分で2失点。痛恨の引き分けに終わった。

 それでも残り2戦でJ2降格圏の16位甲府と勝ち点9差となり、J1残留が決定した。

 黒崎久志監督(43)は「残留は最低限のことです。まだまだやるべきことには追いついていない」と淡々と話した。