宮崎・綾町でキャンプ中のJ1G大阪は15日、J2岐阜と練習試合を行った。現時点でのベストメンバーをそろえ、先発11人全員がフル出場した。持病の右内転筋痛からの復活を目指す日本代表MF遠藤保仁(32)もボランチで出場し、激しい雨の中にもかかわらず、集まった地元のファンへいい動きを披露。「チャンスを多くつくれたし、スムーズにできた。最後はばてたけど、90分やれて良かった」と話した。

 今季から指揮を執るセホーン新監督は「遠藤と二川の2人が入ることによって、技術的な底上げができた。いい展開ができたし、攻撃的で楽しいサッカーを確立できた」と前向きに話した。

 新加入のDF今野も「最後の何分かは足にきましたけれど、この時期は当たり前。今までよりも間違いなくいいサッカーができた」と収穫を口にした。

 試合は前半42分にCKからDF中沢が頭で先制弾を挙げ、後半にはFWラフィーニャが2発。G大阪が3-0で岐阜を圧倒した。