<ACL:G大阪0-3浦項>◇1次リーグE組◇6日◇万博

 G大阪が開幕戦で大敗を喫した。プレーオフから進出した韓国の浦項に、前半19分に中央を破られて先制を許すと、同22分にはCKをGK藤ケ谷がパンチングで防ごうとしたが、相手選手に当たる不運で2失点目。さらに後半31分には日本代表DF今野が、最終ラインで相手選手にボールを奪われる痛恨のミスでダメ押しの3点目を献上した。

 10年続いた西野体制から、セホーン新監督を迎えた今季開幕戦で、屈辱的な敗戦だ。

 ピッチ前で選手に指示を与えることもなく、ただじっと試合を見つめたセホーン監督は「我々にもチャンスはあったが、相手はワンチャンスをものにした。1点さえ入れば流れが変わると思っていたが、残念ながら効果的ではなかった」と寂しそうに話した。