不調にあえぐG大阪が、今季初勝利に向け調整した。14日、大阪・万博練習場でミニゲームなど、実戦をみっちりこなした。

 今季初戦となった6日のアジア・チャンピオンズリーグ浦項戦に続き、10日のリーグ開幕神戸戦と開幕から2戦連続で3失点の完敗。セホーン新監督を迎えたチームは戦術が浸透せず、数字以上に状況は良くない。

 セホーン監督は試合前日しか取材に対応しない方針のため、この日も一切、語ることはなかった。

 呂比須ヘッドコーチは「ボクもコメントしませんよ」と言いながらも取材に応じ「パスミスが多くてなかなかつながらない。でもボールを取ったら積極的に行かないとダメです。勝ちたいですね。ガンバって勝ちたい」と持ち前の闘志を燃やした。

 17日の大阪ダービー・C大阪戦(長居)で結果が出なければ、クラブは泥沼にはまる可能性もある。