<J1:G大阪1-2浦和>◇第14節◇16日◇万博

 G大阪が、また負けた。前半15分にCKから、FW佐藤晃大(25)が頭で先制ゴールを決めて優位に試合を進めたはずだった。しかし同29分に同点に追いつかれると、最後は後半ロスタイムに、まさかの決勝弾を献上してしまった。豪雨の試合で、屈辱的な幕切れだった。リーグ戦で浦和に敗れるのは07年8月15日以来、5年ぶりだ。

 この日は日本代表での疲労を考慮して、MF遠藤とDF今野がベンチスタート。とうとう17位にまで順位を下げた松波監督は「結果は非常に残念。ポジティブな材料もたくさん出たが…」と話したが、現在のチーム状況を考えれば、結果が伴わなければポジティブのはずもなし。

 このままでは、関西の名門がJ2に落ちてしまう。