G大阪は26日、今季途中から正守護神の座についたGK木村敦志(28)が、右足骨折で離脱すると発表した。

 前日25日の非公開練習中に負傷し、同日に大阪・茨木市内の病院で診察を受けた結果、右腓骨(ひこつ)遠位端骨折で復帰まで約6週間の診断結果が出た。

 木村はG大阪ユースから03年にトップ昇格。なかなか出場機会を得ることができなかったが、腐らずに努力を続け、今年5月6日の大宮戦でプロ10年目にして初のリーグ戦出場した苦労人。その後は正GKとなり、J2降格圏の16位に低迷するチームを最後尾から支えていた。復帰は9月になる見通し。

 現在、チームは元日本代表のDF加地亮も故障離脱中で、復帰は7月中旬になる方向だ。