G大阪の日本代表MF遠藤保仁(32)が、次節東京戦(7日、アウェー)に向けて大阪・万博で練習を再開した3日、持病の両ふくらはぎ痛のため別メニュー調整になった。激しい雨の中で、チームとは別に、軽めのランニングなどで調整した。

 松波監督は、遠藤について「前の試合から多少のハリが出ていたようで、多少悪化している。次の試合に支障が出るものではないと思う」と説明した。

 遠藤も「明日からは普通に練習に入るつもりです。全然、問題ない」と軽傷であることを強調した。

 チームは前節柏戦で、6失点の惨敗。J2降格圏の16位から抜け出せない状況が続く。

 この日は、松波体制では初の選手だけのミーティングを実施。現状から打開するため、必死だ。

 遠藤は「いきなり全部はうまくいかない。1人、1人、声を掛け合いながらやっていきたい。コミュニケーションをとって、ピッチ上で改善できればいい」とあえて前向きに話した。