<J1:川崎F2-3G大阪>◇第29節◇20日◇等々力

 残留争いをするG大阪が、アウェーで点の取り合いを制した。前半15分に、FW佐藤晃大(25)が負傷退場するアクシデントに見舞われたが、MF家長昭博(26)がサイドからトップ下に入り、中盤を手厚くすることで修正。前半21分、後半19分とリード奪うものの、いずれも同点に追いつかれた。しかし、後半31分にMF家長のゴールで3度目のリードを奪い、勝ち越しに成功した。松波正信監督(37)は「家長がうまく対応してくれた。真ん中に入って、タメができた。それ以上に得点が大きい。アグレッシブにいった結果だと思う」とたたえていた。