<J1:柏2-2G大阪>◇第31節◇7日◇柏

 残留を争うG大阪は、引き分けに終わった。

 前半12分に失点し、FWレアンドロのゴールで一時は同点に追いつくも、前半終了間際に勝ち越しを許した。

 苦しい展開ながら、試合終了間際に再びレアンドロが決めて2-2とした。

 残り3戦で、降格圏の16位は変わらず。松波監督は「(引き分けという)結果は残念ですが、選手は最後まで走り抜いてくれた」。MF明神主将も「引き分けで満足はしていないが、今日のスピリットがあれば、残り3戦で必ず残留できる」と話した。

 この試合で日本代表MF遠藤保仁(32)が、顎を裂傷。G大阪の小泉広報によれば、試合後にロッカールームで9針を縫ったという。日本代表として臨む14日のW杯最終予選オマーン戦(アウェー)の出場には影響がない見通しだ。