J1残留へ絶体絶命の危機に立たされているG大阪が20日、大阪・万博練習場で、本拠地最終戦となる東京戦(24日)に向け練習を再開した。

 残り2戦でJ2降格圏の16位。次節に引き分け以下なら、残留を争う他会場の結果次第ではJ2降格が決まる可能性もある。

 松波正信監督(37)は「あと2試合、ポイント(勝ち点)を取るためにやらないといけない。引き分けではいけないということになるので(残留の)可能性のある戦いになる。ただ勝つことだけを考えたい」と勝利にこだわった。

 前節清水戦で2ゴールを決めたMF倉田秋は「清水戦のような試合ができれば優勝争いもできる。引き分けは全く考えていないので、清水戦のような試合運びをしたい。勝てば(残留を争う)大宮や神戸に、プレッシャーがかかると思う」と前向きに話した。