<J1:磐田2-1G大阪>◇第34節◇1日◇ヤマハ

 ホームの磐田が先制した。前半5分、右サイドを突破したMF山田がクロス。一度はクリアされたが、前田が体で押し込んだ。一方、G大阪は本来のパスサッカーが鳴りをひそめ、ロングボールを多用。磐田守備陣にことごとく跳ね返されて無得点に終わった。前半は磐田が1点リードして折り返した。

 後半はG大阪が反撃に転じた。同8分、右サイド崩すと、MF倉田が個人技でゴール前に進入し右足で同点ゴールを決めた。34分には左クロスをFWレアンドロが頭で合わせてクロスバーに直撃。35分にもFW家長がゴール前でビックチャンスを迎えたが、磐田守備陣にブロックされた。再三の決定機を外すと、磐田は41分、MF小林裕が角度のない位置から右足で決勝ゴールを決めた。G大阪はJ2降格が決まった。