<天皇杯:G大阪2-1C大阪>◇23日◇準々決勝◇長居

 C大阪が、あと1歩で2年連続の4強進出を逃した。

 大阪ダービーで先手を許しながら、後半開始4分に途中出場のFW柿谷曜一朗(22)がGKの股を抜く技ありのゴールで1-1の同点とした。

 延長戦までもつれたものの、その後は決定機を生み出すことができずに、大阪の宿敵に敗れた。

 レビー・クルピ監督がブラジルに帰国し、外国人選手も不在。若手主体で8強入りしたが、初タイトルは届かなかった。

 エース柿谷は「逆転することができれば、完全に流れはセレッソに来ていた。足がつってしまって…。でも、足がつるのは分かっていたので、つってから、どこまでできるかが自分との勝負だと思っていた」と語った。