Jリーグは11日、東京・文京区のJFAハウスでJ1J2合同実行委員会を開き、15年シーズンからの2ステージ(S)制&チャンピオンシップ(CS、仮称)実施を合意した。17日の理事会で承認されれば、正式決定となる。

 大会方式は、年間勝ち点1位のチームは自動的に年間王者を決めるCSに進出する。残る各Sの2位以上のチームがスーパーステージ(仮称)と名付けられるプレーオフで対戦し、CSの挑戦権を得る。年度によって、2位以上のチーム数が異なる可能性があり、各Sの2位までのチームが2チームにとどまることも想定できるため、年間勝ち点3位のチームを加えるなど、詳細は11月までに発表される。

 大東和美チェアマン(64)は「今まで話し合ってきた課題がクリアになったことが本日の決定です。新たなスポンサー獲得や放映権料収入などで、10億円以上の収入が見込める。増収分は育成の原資として確保したい。反対するサポーターもいると思うが、きちんと説明して理解を求めていきたい」と話した。