<J1:浦和1-1甲府>◇第26節◇21日◇埼玉

 甲府MF水野晃樹(28)が、途中出場から好クロスで同点ゴールを演出した。1点ビハインドの後半28分に入ると、積極果敢に攻め込んだ。同36分には左からドリブルで中へ運んで右足ミドルシュート。DFにブロックされるものの逃げ切り態勢に入る浦和に仕掛けた。

 すると後半ロスタイム。左サイドからの右足クロスが、ゴール前の混戦を呼び込んで、最後はDF青山直晃(27)がつめた。水野は「青山が中に上がっているのが分かった。速いボールを蹴ろうか、簡単に蹴ろうか迷ったけど、賭けに出てよかった」と、高い意識がもたらしたゴールだった。