仙台は9日、渡辺晋監督(40)が就任会見を行った。

 アーノルド前監督(50)を支えたヘッドコーチとして、今季公式戦8試合未勝利という結果を招いた責任を受け止め「厳しい状況から逃げ出すわけにはいかなかった」と前日8日にフロントからの打診を受諾。現役時代の01年に加入してから在籍14年目の、クラブOB初となる監督が誕生した。

 J1最年少となる新指揮官は「ベガルタ仙台というクラブの現状や、選手、サポーターの心境を私以上に理解している指導者はいないと自負している。立て直す自信はある」と決意を表明した。