名古屋は16日、甲府戦(20日、瑞穂陸)に向けて練習を行ったが、MFダニルソン(27)が右足を痛め途中でピッチを引き揚げるアクシデントに見舞われた。

 練習が中盤にさしかかったポゼッションゲーム(ボールを回す選手と取りに行く選手に分かれて行う練習)中にジャンプの着地に失敗したダニルソンが苦痛に顔をゆがめて座り込み立てなくなってしまった。ダニルソンはリーグ戦20試合に出場。最近9試合は先発出場し、中盤の守備と攻撃に重要なポジションで活躍していた。チーム状況が上向きの時期に主要選手の離脱かと思われたが、患部をテーピングで固く固定されながらも立ち上がり「ケン(アキレスけん)大丈夫、大丈夫」と本人は軽傷をアピール。

 西野朗監督(59)も「足を地面に付けて歩いていたので重傷ではなさそうだ」と少し安心した表情を見せていた。