<J1:名古屋2-0甲府>◇第24節◇20日◇瑞穂陸

 前半20分経過してもシュートは甲府の1本のみと固く守る両チーム。同29分、甲府の守備陣に囲まれながら放った、名古屋MFレアンドロ・ドミンゲス(31)の縦パスを受けたMF矢田旭(23)が右足でシュートし先制ゴールを決めた。両チーム合わせてシュート5本と守る中、名古屋が1-0リードで前半を折り返す。

 後半、1点先制された甲府が攻めた。同4分、DF青山直晃(28)がシュートするもゴールならず。徐々に名古屋ペースに変わる同25分、DF牟田雄祐(23)がヘディングシュートを放つもGKに阻まれる。直後の26分、レアンドロ・ドミンゲスのCKをFW永井謙佑(25)のヘディングシュートが決まり貴重な追加点。名古屋はそのリードを守りきり勝利。今年前半戦で負けている相手にリベンジを果たした。