来季からJ2に降格する大宮は30日、東京GK塩田仁史(33)の完全移籍による加入を発表した。

 塩田は水戸短大付から流通経大を経て04年に東京入り。07年に当時正GKだった土肥から定位置を奪い20試合に出場。翌08年はリーグ戦フル出場を果たしたが、09年に病気のため入院。当時20歳の権田にレギュラーを譲っていた。今季は2試合の出場にとどまり、通算はJ1が67試合、J2が18試合の出場。

 11年在籍した東京を去ることになった塩田はクラブを通じ、「ナビスコ杯優勝から始まった東京でのプロサッカー人生、良い時も悪い時も、嬉しい時も悲しい時も、皆さんと分かち合い歩んで来られた事は自分にとって人生の大きな財産で、感謝の言葉しかありません」とコメント。また、大宮を通じては「何よりもJ2優勝、強くなってJ1に復帰出来るよう頑張っていきたい」と意気込みを示した。