甲府は13日、DF青山直晃(28)のタイのムアントン・ユナイテッドへの移籍を発表した。

 青山は前橋育英から05年に清水に加入。11年からは横浜に2年間所属し、13年から甲府に移籍していた。昨季は30試合2得点で、J1通算197試合9得点。

 青山はクラブを通じ「2年連続のJ1残留という結果は、自分にとっても大きな自信になった。今季も甲府でプレーしたいという気持ちも大きかったが、自分のサッカー人生を考えたとき、海外リーグで『外国籍選手』という結果を求められる厳しい立場で自分自身を追い込んで勝負したいという気持ちが上回り、タイで勝負する決断をした」とコメント。同時に「地域とクラブを結びつけるきっかけ作りに微力ながら貢献出来れば」と「青山シート」を中銀スタジアムに設置することも発表した。